風邪症状のある外来患者様へ
池田温泉クリニックでは、風邪症状のある方や身近にインフルエンザにかかった方がいる外来患者様に対して次のお願いをしております。
(1)マスクの着用
(2)お車で来院された方
受付後、救急入口前の外来患者様専用駐車場にお車を停めて車内で診察をお待ち下さい。
(3)お車以外で来院された方
受付後、救急入口から当院へお入り頂き、所定の場所で診察をお待ち下さい。
感染予防の為、ご理解・ご協力の程よろしくお願いいたします。
≪ インフルエンザの症状は? ≫
インフルエンザウイルスに感染した場合、約1~3日の潜伏期間の後、インフルエンザを発症します。続く約1~3日では、突然の38℃以上の「高熱」や全身倦怠感、食欲不振などの「全身症状」が強く現れます。やや遅れて、咳(せき)やのどの痛み、鼻水などの「呼吸器症状」が現れ、腰痛や悪心(吐き気)などの「消化器症状」を訴えることもあります。通常は、10日前後で症状が落ち着き、治癒します。
≪ 症状を改善するために、注意すべきことは? ≫
インフルエンザの症状を改善するためには、体内にいるインフルエンザウイルスの増殖を防ぐ「抗インフルエンザウイルス薬」の服用が有効です。抗インフルエンザウイルス薬を発症後すぐに服用を開始すると、服用していない場合と比べて発熱期間が1~2日短縮され、ウイルスの排泄量も減少し、症状が徐々に改善されていきます。
しかし、お薬を服用して熱が下がっても、体内のウイルスがすぐにいなくなるわけではありません! 「症状が改善したから…」といってお薬の服用を途中でやめることで、体内に残っているウイルスが周りの人に感染する可能性があります。
熱が下がったあとも、お薬はきちんと使い切り、最低2日間は自宅で療養しましょう。
- 2019/12/23
インフルエンザ予防接種
池田温泉クリニックでは11月からインフルエンザ予防接種を開始しております。
インフルエンザを予防するために「予防接種」を多くの方が受けています。予防接種を受けたからといって、絶対にインフルエンザに罹らないというわけではありませんが、罹りにくくなったり、重症化せずに比較的軽い症状で済むのが予防接種の利点です。
通常インフルエンザの予防接種の効果は約半年程度維持するとされています。しかし効果が維持するといっても、抗体は徐々に減っていきます。早く接種することは予防対策として有効ですが、抗体が減ってきたときに心配です。地域での感染流行状況にもよるので、主治医とよく相談してから効果を最大限活かすようにしましょう。
予防接種を受けたからと言ってすぐにインフルエンザ抗体ができるわけではありません。インフルエンザウイルスの抗体ができるまでに1~3週間程度の期間を要しますのでご注意ください。
- 2019/10/23